【SV男子CS SF見どころ】サントリーvsWD名古屋 いよいよ大阪Bとサントリーが登場!激戦必至のセミファイナルの行方は?
「2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN チャンピオンシップ」のセミファイナルが4月25日(金)から行われる。
セミファイナルではレギュラーシーズン覇者の大阪ブルテオンと2位のサントリーサンバーズ大阪も登場。クォーターファイナルを制したジェイテクトSTINGS愛知とウルフドッグス名古屋が上位2チームに挑む。
◼︎サントリーサンバーズ大阪vsウルフドッグス名古屋
レギュラーラウンド2位通過のサントリーサンバーズ大阪と3位通過のウルフドッグス名古屋の今季対戦成績は、後者が4勝2敗と勝ち越している。とはいえ、うち3試合がフルセットであり、今回も競り合う展開になりそうな予感だ。
今季のサントリーの特徴はなんといっても圧倒的な攻撃力。チーム全体のアタック決定率53.9%はリーグトップであり、同部門の個人ランキングでもデアルマス・アラインが55.8%で3位、髙橋藍が54.6%で4位、ドミトリー・ムセルスキーが53.5%で6位、とトップ10に3選手が名を連ねている。なお、ムセルスキーは1セットあたりのブロック決定本数0.62本でリーグ2位、サーブ効果率15.6%で同3位の成績を残しており、今季も他を圧倒するパフォーマンスは健在。2018-19シーズンの入団以降、3度のリーグ優勝に貢献した大砲が、その豪腕をうならしSVリーグ初代チャンピオンの座を手繰り寄せるか。
対するWD名古屋はレギュラーシーズン終盤に近裕崇が、またチャンピオンシップのクォーターファイナルでは傳田亮太、と経験豊富なミドルブロッカー陣が負傷に見舞われた。それでも今季新加入したオポジットのリヴァン・ヌルムルキや、チーム屈指のユーティリティープレーヤーであり本来はアウトサイドヒッターの山崎彰都がミドルブロッカーもこなすことでその穴を埋めてみせている。SVリーグとなって試合数が大幅に増加したことから、一人の選手が複数のポジションをこなせるように図ってきた強化プランがここにきて身を結んでいる。セミフィナルに臨むオーダーは、はたして。
なお、昨年末の令和6年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会の準決勝では、結果として大会を制したサントリーに軍配が上がっている。ストレートで完敗を喫したWD名古屋としてはリベンジの機会となるが…。舞台は天皇杯と同じ、Asueアリーナ大阪である。
■CHAMPIONSHIP 特設サイト
https://www.svleague.jp/special/2425championship/men/
■SVリーグ男子 チャンピオンシップ セミファイナル 試合日程・放送情報・配信情報
・サントリーサンバーズ大阪 vs ウルフドッグス名古屋
▼日時
GAME1:4月25日(金)18時5分~
GAME2:4月26日(土)18時5分~
GAME3:4月27日(日)18時5分~(どちらかが2勝した場合、GAME3の開催はなし)
▼会場
Asue アリーナ大阪
▼放送
フジテレビNEXT
▼配信
J SPORTSオンデマンド
文:バレーボールキング