コラム

【SV女子CS SF見どころ】NEC川崎vsSAGA久光 初代女王への挑戦権を手にするのは?

「2024-25 大同生命SV.LEAGUE WOMEN チャンピオンシップ」のセミファイナルが4月25日(金)から行われる。クォーターファイナルを制した4チームがファイナル進出をかけた戦いに臨む。

◼︎NECレッドロケッツ川崎 vs SAGA久光スプリングス

 レギュラーラウンド2位通過のNECレッドロケッツ川崎と3位通過のSAGA久光スプリングスの今季対戦成績は、後者が3勝1敗と上回っている。そのなかでも直近では3月中旬の第20節に対戦し、そこでは初日はSAGA久光が、2日目はNEC川崎がいずれも3ー1で勝ち星を分け合った。さらにレギュラーシーズンはともに30勝14敗で並ぶなど(ポイント差でNEC川崎が上位に)、力関係は互角と言って差し支えないだろう。

 クォーターファイナルをホームで戦ったNEC川崎はGAME1で島村春世と山田二千華の両ミドルブロッカーとオポジットのロレイナ・メアリーズ・ダ・シルバの3人がそれぞれ4本のブロックシャットを東レアローズ滋賀に浴びせて先勝。翌日のGAME2はフルセットにもつれる展開の中、山田が5本のブロックポイントをマークすると同時に、エースの佐藤淑乃がこの日はチーム最多22得点と力強いパフォーマンスで勝利を呼び込んだ。
 

 一方のSAGA久光もホームでクォーターファイナルを戦い、こちらは昨年末の令和6年度皇后杯全日本バレーボール選手権決勝で苦杯をなめたヴィクトリーナ姫路を2勝0敗で下してリベンジに成功。セミファイナルへ弾みをつけた。GAME1ではポイントリーダーであるステファニー・サムディがチーム最多24得点の活躍。GAME2ではサムディの24得点に続いてアウトサイドヒッターの中島咲愛が15得点をあげて勝利に貢献した。入団3季目の中島はこれまでエースを務めてきたが、昨年末からコンディション不良で欠場が続いてきた。レギュラーシーズン終盤に復帰を果たしており、ここにきて実績十分のアタッカーが完全復調となれば、チームにとって何よりの追い風となりそうだ。

 国内リーグではSAGA久光が最多8度、NEC川崎が7度、とこれまで頂点に立ってきた両者が激突するセミファイナル。SVリーグ初代女王への挑戦権を手にするのは、はたして。
 

 
■CHAMPIONSHIP 特設サイト
https://www.svleague.jp/special/2425championship/women/


■SVリーグ女子 チャンピオンシップ セミファイナル 試合日程・放送情報・配信情報

・NECレッドロケッツ川崎 vs SAGA久光スプリングス

▼日時

GAME1:4月25日(金)19時5分~

GAME2:4月26日(土)16時5分~

GAME3:4月27日(日)15時5分~(どちらかが2勝した場合、GAME3の開催はなし)

▼会場

川崎市とどろきアリーナ

▼放送

なし

▼配信

J SPORTSオンデマンド

文:バレーボールキング

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