2026-27シーズンからのリーグ構成ならびにレギュラーシーズンの試合数変更について
2026-27シーズンの大同生命SV.LEAGUEより、リーグ構成ならびにレギュラーシーズンの試合数を下記の通り変更することが決まりましたのでお知らせします。
■SV.LEAGUE WOMEN
・1リーグ制から東西カンファレンス制に変更する
・クラブ数は14クラブで変更なし(東地区7クラブ・西地区7クラブ)
・試合数は44試合から38試合に変更する(自地区4試合総当たり+他地区2試合総当たり)
・昇降格あり
■SV.LEAGUE MEN
・1リーグ制は変更なし
・クラブ数は10クラブから12クラブに拡大することを目指す(2クラブのエクスパンション)
・試合数は44試合で変更なし(各クラブと4試合総当たり)
・昇降格なし
■議論の背景
男女とも各クラブの実行委員による議論を重ね、本内容にて合意した。その経緯は下記の通り。
【SV.LEAGUE WOMEN】
・体力的・コンディション的な負担を軽減したいという声、ならびに対戦相手が公平となる試合数に設定したいという声が非常に多かった。
・結果として東西7クラブずつに分けて自地区4試合総当たり(対戦相手6クラブ×4試合=24試合)+ 他地区2試合総当たり(対戦相手7クラブ×2試合=14試合)=38試合とすることで合意した。
・ホームゲーム数が減少することで興行面での収益を懸念するクラブもあったが、その分、よりキャパシティの大きな会場や利便性の高い会場の使用、集客の強化により1試合あたりの収益を向上させ、全体収益の向上をはかるということで納得頂いた。
・一方、ここから当初の予定通り16クラブまでのエクスパンションを行った場合、どのように組み合わせても理想的な試合数を確保することは困難。
‐1部制:対戦相手15クラブ×2試合=30試合では、大きな親会社を持たない市民クラブの事業面での飛躍は為しえない
‐カンファレンス制:(対戦相手7クラブ×4試合=28試合)+(他地区8クラブ×2試合=16試合)=44試合では元の試合数に戻ってしまう
・したがって、SV.LEAGUE WOMENについてはクラブ数の上限を14とすることも合意した。その結果、下部リーグの所属クラブがライセンス上・競技力上で実力をつけた場合に昇格できる機会を担保するため、昇降格をありとすること(入れ替え戦を行うこと)をあわせて決定した。
【SV.LEAGUE MEN】
・イタリアやポーランドといった世界トップレベルのリーグを比較しても遜色ない集客力を各クラブが備えつつあり、またクラブ間の競技力も拮抗しつつあると判断し、現状の10クラブから2クラブのエクスパンションを行い、12クラブとすることを目指すことで合意した。
・2024-25シーズンのSVライセンス交付は11クラブであり、全クラブが2026-27シーズンもライセンス交付となった場合でも最低1クラブ、新たにSVライセンスを取得できるクラブが必要となる。SV.LEAGUEとしても新たに加盟できるクラブが生まれるよう、新規含めて働きかけ・サポートを実施する。
・44試合という試合数について、女子同様に選手の負担を懸念する声はあったものの、ACLに出場する1クラブを除けばイタリア・ポーランドと比べても試合数は同レベルであり、「シーズンを通して戦う」ことを念頭に選手の起用方法などの戦略で対応すればよい、との声もあった。同時にトレーナー整備や栄養指導、コンディショニング教育などによる選手サポートの充実については今後の課題として継続的に検討する。
・12クラブの場合、対戦相手11クラブ×4試合=44試合となり現行の試合数にて公平な対戦が可能となる。したがって、SV.LEAGUE MENに関しては現行から変更なく44試合とすることで合意された。
・またSV.LEAGUE MENに関してはさらなるエクスパンションの有無についても引き続き議論を行うべく、現時点においては昇降格を行わないこともあわせて合意された。
※WOMEN・MENとも、チャンピオンシップは現行方式からの変更なし
(WOMEN 8クラブ・MEN 6クラブが進出、3戦2勝方式、MENはレギュラーシーズン上位2クラブがQF免除)
以上